腹帯はいつからいつまで?知っておきたい腹帯の基礎知識と準備方法!

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こんにちは、やまえみです。

つわりも落ち着いて、おなかの膨らみも少し目立ち始めた頃、安産祈願に出向く妊婦さんも多いのではないでしょうか?

その時にいただくことが多い腹帯。
もしくは自分で好みのものを購入して、それに祈祷してもらう妊婦さんもおられますね!

私も夫のお母さんから「そろそろ腹帯巻きなさいね」と言われ、神社でいただいたさらしのような腹帯を出したものの、どう巻けばいいのかさっぱり分かりませんでした。

むしろ「これは、役に立つのかな…?」と疑心暗鬼。

私は結局腹巻きタイプの腹帯を自分で購入していましたが、友人は自分でさらしタイプの腹帯を軽々と巻いていましたので、慣れなのかもしれませんね。

この骨盤ベルトとも違う腹帯とは、一体どんな物なのでしょう?
今日は使用する時期、理由など、腹帯にまつわる疑問を調べてみました!

腹帯ってどんなもの?いつからいつまで巻くの?なぜ戌の日に締めなければならないの?など、腹帯の疑問を徹底調査!

Q1 腹帯って何?

腹帯は、妊婦さんのおなかに巻く布のことです。

昔から観られるのは「岩田帯」と呼ばれる真っ白なさらし布ですが、今は色柄ものやコルセットタイプ、ガードルと一体になっているものなど、様々なものがお店に並んでいます。

大きくなってきたおなかを支えたり、冷えを防いだりします。

Q2 腹帯を巻く時期は?

おなかのふくらみが目立ち始める、妊娠5ヶ月(16週〜19週)頃から。

この頃の胎児は身長約20センチ、体重150グラムほどで、妊婦さんの子宮も大人の頭くらいになっています。
大人の頭くらいというと、結構大きくなってきていますよね。

この頃から腰の痛みを感じたりすることが多いので、腹帯で支えると楽になるのだそう。

いつまで巻くのかということについては、特に決まりはありません。
基本的には出産するまで巻いておくもののようですが、真夏に腹帯をするのが辛いという妊婦さんもおられるようです。

私のように後期づわりに苦しむ方もおられるでしょうし、あくまでご自身の体調と相談しながらで良いと思います。

Q3 戌の日に腹帯を巻くと聞いたけど、どうして?

戌=犬は比較的安産で、またたくさんの子犬を生むということから戌の日と名付けられました。

また、戌の日は12日に1度巡ってきます。
日本では古くから、安定期を迎えた妊娠5ヶ月を過ぎた最初の戌の日に「帯祝い」という安産祈願の儀式が行われてきたそうです。

「帯」というのが腹帯のこと。
この風習が今でも残り、私たちは同様の時期に安産祈願に出向くのですね。

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知ってきたい腹帯の役目と種類。出産を終えた後の腹帯の扱いはどうしたらいいの?

これまで腹帯にまつわる基本的な疑問について調べてきました。

それでは、具体的には腹帯にはどのような役目や種類があるのでしょう?
そして出産後はこの腹帯に使い道はないのでしょうか?

腹帯の役目

腹帯の役目は主に次の4つです。

おなかの保温

妊娠中は、夏でも意外とおなかやお尻が冷たくて驚いたことがあります。
腹帯には腹巻きのようにおなかの保温をする役目があります。

重くなっていくおなかを支えて腰痛を予防

おなかが大きくなってくると、腰が反ってしまいがちではありませんか?
私もまさにそうで、背中に手を当ててよいしょよいしょと歩いていました。

このような時に腹帯を巻くと、腰の筋肉を支えてくれるので姿勢が悪くなりにくく、腰痛も軽減されますよ。
私は腰痛がひどかったので、腹帯と骨盤ベルトを合わせて使っていました。

転倒などの衝撃からおなかを守る

おなかが大きくなってくると、つまずきやすくなります。

そして意外とあるのが通れると思った幅が通れなかったり、おなかがつっかえて物を取りにくかったり…。
腹帯は、そんなちょっとした衝撃からおなかをガードしてくれるのです。

おなかの皮膚のたるみの悪化を防ぐ

出産を経験された方ならどなたでも経験があると思うのですが、産後のおなかってポヨンとたるんでいませんか?

子宮が完全に戻りきっていないことも原因なのですが、皮膚のたるみも大きな原因です。
腹帯には、それを最小限に抑える効果もあるのだそうです。

腹帯の種類

腹帯には用途や好みに合わせて主に5つの種類があります。

さらし帯タイプ

先ほどご紹介した「岩田帯」もこのタイプ。
おなかの大きさに合わせて巻くことができるので、どの時期でも使いやすいですね。
巻くのが難しそうだと思われがちですが、最近ではマジックテープで留めることができるものもあるそうです。

腹巻きタイプ

このタイプの腹帯の最大の良さは着脱の楽さ!
また、締め付け感も少ないので就寝時や後期づわりであまり締め付けられない時におすすめです。

サポートベルトタイプ

おなかが幅広、背中がすっきりとした形のベルトタイプです。
最近は通気性の良い素材でできている物も多いので暑い時期にも巻きやすいですし、
服を着たまま着脱可能です。

骨盤ベルトタイプ

こちらは骨盤のゆがみを防ぐ目的が大きいので、どちらかというと背中側が幅広になっています。
腰痛対策や産後の骨盤引き締めに重きを置きたい方にはこのタイプがおすすめです。

下着と一体型タイプ

下着と一体になっているタイプもあります。
これなら健診のとき取り外して巻き直す必要もないので便利ですね。

産後の腹帯はどうしたらいい?

出産が終わった後、使用していた腹帯はどのように扱ったら良いのでしょう?

私は安産祈願をした神社でさらし帯をいただいたので、お宮参りの時に安産守りと一緒に返納しました。

骨盤ベルトタイプのものや、下着と一体型になっているものであれば、産後も使えるので取っておいてもいいと思います。

特に決まりはないので、思い出に取っておきたい方は大事にもっておいても良いと思います!
どんな腹帯が自分に合っているのか吟味して選びましょう

まとめ

今回は、腹帯についていろいろと調べてきました。主に、

  1. 腹帯は大きくなってきたおなかを支える帯おなかのふくらみが目立ち始める5ヶ月頃〜出産までが目安
  2. 日本古来から、安産多産の犬にちなみ、妊娠5ヶ月を過ぎた戌の日に「帯祝い」という安産祈願を行っていた。その風習が今も残っている
  3. 腹帯には、保温、腰痛予防、衝撃からおなかを守る、おなかのたるみを最小限に抑える、という役割がある
  4. 腹帯には、さらし帯タイプ、腹巻きタイプ、サポートベルトタイプ、骨盤ベルトタイプ、下着と一体型のタイプがある
  5. 産後使えるものはそのまま使ったり、神社に返納したりすることが多いが特に決まりはない 

ということが分かりました!
腹帯がこんなに奥が深いものなのだなんて、私も知りませんでした。

今回調べたことが、これから腹帯をどうしようかと悩んでいる妊婦さんのお役に立ったら嬉しいです。
どんなものが自分に合っているのかをよく吟味して、しっくりくるものを選んでくださいね!

やまえみでした。