こんにちは、やまえみです。
親子で踏ん張り、やっとの思いで断乳成功!
これでお互いぐっすり眠れる―――はずなのに、断乳後ひどくなっていく夜泣き。
これには本当に参ってしまいますよね。
断乳を乗り越えればぐっすり眠れると期待していただけに、余計ショックです。
むしろ「あの辛かった断乳の数日間は何だったの!」と泣きたくなります。
このように、
「断乳したら見違えるように子どもが良く眠るようになった!」
という成功談を聞く一方で、
「ますます夜泣きがひどくなった…」
と嘆くママさんも実は少なくありませんね。
私も、思い切って断乳をし、順調におっぱい離れができたかのように思っていましたが、それもつかの間、断乳後しばらくの間毎日何度も夜泣きしていました。
起きているのか寝ぼけているのかもよく分からないような泣き方で、どこか体調が悪いの?と心配になるほど。
でも大丈夫!私もとても悩みましたが、あるポイントを押さえて生活するようにしたら夜泣きがおさまりました。
今日は同じように悩んでいるママさんたちの気持ちが軽くなるよう、私が実際に取り組んだ夜泣き対策についてお伝えしていきますね。
目次
断乳後の夜泣きの原因は?実は断乳だけが原因ではない!?
原因1 子どもが入眠儀式の変化にまだ慣れていない
今まさに断乳後の夜泣きで悩んでおられるママさんにお尋ねしたいのですが、
断乳前の寝かしつけはどうしていましたか?
「授乳をしながら寝かしつけていた」
「添い乳をしていた」
というママさんが多いのではないでしょうか?
私自身もそうでした。
だっておっぱい飲みながら眠るのを見ていると、可愛いですし、お手軽ですもんね。
上にお子さんがおられるたりすると、そちらの寝かしつけもしなければいけないし、致し方ないと思います。
でもこれが夜泣きの原因になっている場合もあります。
それまで子どもの中に刷り込まれていた、
「灯りを暗くしておっぱいを飲むとき=眠るとき」
という入眠儀式が、断乳によって絶たれたわけです。
「僕は、私は、これからどうやって寝たらいいの?」とまだ戸惑っているのかもしれません。
この変化にすぐに順応できるお子さんも居れば、時間がかかるお子さんもいるというわけですね。
原因2 運動不足
ハイハイやあんよを覚えた子どもは、周囲への興味とともにどんどん体力が付いてきます。
それまではまだそんなに眠たくなくても、ママのおっぱいの安心感で眠れていましたが、断乳するとそうもいきませんよね。
断乳後には、意識的に心地よい疲労感を与えてあげることが大切ですね。
原因3 ママのイライラが夜泣きを呼ぶ!?
これも実体験なのですが、夜泣きが続くとこちらもしんどくて次の日まで引きずってしまうし、何より些細なことにいちいちイライラしてきます。
このイライラモードが、子どもに余計不安を与えてしまっていたのです。
日中も冷たく当たってしまい、夜中も「一体ママにどうしてほしいの?!」ときつく当たってしまい、なおさら泣き声が大きくなってしまいました。
子どもの精神状態はママとリンクするのですね。
原因4 寝る前にはしゃぎすぎた、テレビやスマホを観ていた
これは何歳になっても言えることなのですが、寝る前に走り回るような遊びをしたり、はしゃぎすぎたりすると神経が高ぶって眠れなくなってしまいます。
また、寝る直前までテレビやスマホでの動画を観ることも同様です。
我が家の娘も、夕食を食べてから歯磨きをして眠るまでのすき間時間に、汗ばむほど走り回って遊んでしまって眠れなくなったことがあります…。
このくらいの年齢になれば、
「さっき遊びすぎて眠れなくなっちゃった…ごめんなさい」
と反省することもできますが、小さなお子さんはそうもいきませんね。
このように、断乳後の夜泣きの原因には、断乳が原因のものもあれば、直接関係がないものもあるのですね。
今のお子さんの様子を見て、「これかな?」とピンとくるものがあったでしょうか?
そして一体、夜泣きを軽減するにはどのようにすれば良いのでしょう?
断乳後の夜泣き対策!今日からできる4つの寝かしつけ方法!
対策1 入眠儀式を新たにつくる
授乳そのものが入眠の合図だった場合、新たな合図をつくってあげる必要があります。
例えば眠る前の絵本だったり、だっこタイムだったり、手足を優しくさすってあげるのでも構いません。
お子さんが喜びそうなものを選んであげましょう。
大切なのは、「○○をしたら、眠る合図ってことだよ」と必ず説明してあげること。
それでも、いざ灯りを消すとやはりぐずぐずすることもあると思います。
そんな時は「さっき○○したよね?○○した後は、ねんねだよー」と粘り強くさとしてあげてください。
小さなお子さんでも、大人の言うことはかなり理解しています。
食事の前には「いただきます」だよ、と教えてこられたように、根気よく伝えて続けていくことが大切です。
対策2 日中にたくさん体を動かそう
原因2でもご紹介したように、お子さんに心地よく疲れてもらうことも大切です。
大人でも休日にピクニックに行ったり公園で子ども達と遊ぶと、その日の夜はこてっと寝てしまったりしませんか?
よく遊びに行っていた子育て支援センターで、ある保育士さんが
「あんよができる1歳の子は1日1キロ、2歳の子は1日2キロという風に
年齢と同じだけの距離を歩くようこころがけると良いですよ」
とおっしゃっていたことがあります。
公園に行ったり、お散歩をしたりして日中体を動かすと良いですね。
雨の日は、はいはいで家の中を追いかけっこしたり、手先を使った粘土遊びや、紙をちぎったりして小さな子が頭を使う遊び方もしていました。
こちらでも室内遊びについて詳しく書いてありますので、ご参考まで。
対策3 とことん、イチャイチャする
おっぱいという、偉大なコミュニケーションツールを卒業した今、意識的にこれまで以上にお子さんとイチャイチャしてみてください。
「おっぱいはもうないけれど、私はあなたが大好き」と言葉でも態度でも示してあげるのです。
ママのイライラが夜泣きを呼ぶのなら、ママの愛情表現で夜泣きを解消してあげましょう。
そして私が効果を実感したのは、「何日かずっと隣で寝る」ということ。
夜中に眠りが浅くなった時、隣にママが居ない不安から子どもが泣き始めること、ありませんか?
断乳後の子どもにもそれが当てはまります。
むしろ断乳後は子どもも敏感なので、より当てはまりやすいと思います。
子どもが寝てから家事をするというママも多いと思いますが、数日間だけそれをあきらめて、しっかり一緒に寝てみてください。
眠りが浅くなってふと頭を上げた時に、ちゃんとママが隣で寝ていてくれる。
ママの寝息が聴こえる。
こんな安心感を数日かけて刷り込んであけることで、だんだん夜泣きが軽くなっていくことがあります。
私も、1週間それを続けていたら、ぐっすりと眠ってくれるようになりました。
対策4 できる範囲で寝る前はゆったりと
眠る前にはテレビを消して、照明も少し暗めにして、安らぐ音楽をかけるのが良い、と育児本でもよく目にしますよね。
でも、実際は夫も帰宅して食事をしたりリビングでくつろいでいたりするし、何もつけていないのでは間が持たない、というご家庭もあると思います。
無理のない範囲で、ゆったりと過ごせるよう心がけるだけでも違ってくると思います。
要は興奮させないことが大切です。
我が家は、テレビはついていることが多いです。でも音量は小さくします。
照明はついています。
唯一気をつけているのは、走り回ったり、テンションが上がり過ぎないようにすること。
旦那さんには、子どもの相手をしてくれるときも、「寝る前だから高い高いと追いかけっこはやめておいてね」と伝えておくのも一つの手。
寝室に入ったら、もうテレビの音はしないように気をつけます。
このような感じで少しセーブする、という位でも十分効果はあると思います。
でも、どうしても夜泣きがつらすぎる…という方は、こういった商品もあるみたいなので、使ってみるのも一つの手だと思います。
まとめ
これまで、断乳後の夜泣きの原因として考えられること、
・ 運動不足
・ ママのイライラ
・ 寝る前のはしゃぎ過ぎ、テレビやスマホ鑑賞
という4点をご紹介しました。また、これらへの対策として私が行った
・ 心地よい疲労感を与えてあげる
・ これまで以上にイチャイチャする、何日かべったり一緒に寝る
・ できる範囲で寝る前にゆったりと過ごす
という4つのポイントも挙げてみました。
今まさにお子さんの夜泣きで悩んでおられるママさん、ここまで頑張って親子で断乳を乗り越えて来られたのです。
どうか授乳を卒業したことを悔いないでください。
むしろここまで頑張ってきたお子さんと自分を褒めて、これからは授乳に頼らずに関係性を作って行けるチャンスと捉えていただきたいと思います。
子供も、今では滅多に夜中に起きなくなりました。
明けない夜はないと信じて、頑張りましょうね!
やまえみでした。