こんにちは、やまえみです。
育児の中で子供の発達というのは、おそらく一番気になる部分だと思います。
成長は個人差がある、と聞いていても、自分の子供の成長に不安になることありますよね?
私もつい周りの子と比べてしまったり、育児書などの成長目安と比べてしまったりしてしまいます。
成長の中でも特に言葉が遅いんじゃないか―――と不安になっているママは多いのではないか思います。
- 2歳半で言葉が遅いのが心配!
- 2歳半発達目安と言葉の平均は?
- 言葉の遅れが気になったらいつ相談に行くべき?
- 家庭でもできる簡単な工夫
についてご紹介したいと思います。
目次
2歳半で言葉が遅いのが心配!その発達目安と言葉の平均は?
一般的には、子供は1歳頃に初めての言葉が話せるようになり、
1歳半~2歳で2語文
3歳までには3語文
が話せるようになる、といわれています。
2歳頃の言葉の発達には個人差があります。
ママやパパとの会話がある程度できる子もいれば、単語をいくつか話せるくらいの子もいます。
身振り手振りで自分の意思表示をしたり、言葉を理解してコミュニケーションをとれていれば発達の問題はないと思います。
発達の目安
発達の目安としては、
「ブーブー、きた」
「おやつ、する」
「パパ、バイバイ」
といった、日常の出来事など2語のつながりができてくる事です。
これまで言葉を蓄積していた子供が、ママやパパとの会話の中で言葉の意味を理解し、単語をつなげて話せるようになります。
早い子では2歳半頃から3~4語を文章として話せる子もいます。
ママやパパが言っていることを理解して行動に移すことはできるけれども、言葉として発するのが少し遅いという場合もあります。
言葉の遅れが気になったらいつ相談に行くべき?
子供によって、「2歳までは言葉の発達スピードの個人差は大きい」ようです。
あまり神経質になりすぎる必要はないと思います。
ですが、気になるようであれば専門家に相談してみても良いかもしれません。
相談する目安
- 1歳
喃語(なんご)や音の真似などをまったく発しない。
話しかけても理解していない、もしくは反応しない。呼びかけても気がつかない。 - 1歳半
意味のある言葉を1つも話さない。 - 2歳
2~3語しか話さず、「うーうー」「あーあー」などの音と指差しで意思表示をする。
話すようになっていたはずなのに、言葉が減ってきている 。 - 2歳半
「ばーばー」とは言えるが、「ばいばい」は言わないなど。話す単語が50語より少ない。 - 3歳
親以外は子どもの発する言葉を理解できない。2語文しか話さない。
言葉の発達の個人差は、「大体2歳半で落ち着く」と考えられています。
それまでは様子を見てもいいかもしれません。
2歳半を過ぎても気になるようであれば、専門家に相談してみても良いと思います。
言葉の遅れは耳の病気、脳の発達なども含めて総合的に判断します。
また、心配や不安な事があれば、地域の保健センターや支援センターで相談できますので、不安を少しでも感じたら話を聞いてもらいましょう。
家庭でもできる簡単な5つの工夫
- 親子のコミュニケーションを取る
- ゆっくり、はっきり、繰り返し話す
- テレビの時間を減らす
- 絵本の読み聞かせをする
- ごっこ遊びをする
親子のコミュニケーションを取る
2歳半頃までは日頃のママやパパとのコミュニケーションが、言葉の勉強になります。
乳幼児期の子どもの聞きとる力は大人よりも未熟で、人の声を聞き取ることにあまり慣れていません。
いつも言葉が聞き取れずにいると、話しかけられることや言葉を聞くこと自体に興味を失ってしまう可能性があります。
小さい子や、言葉の遅い子に話しかけるときには、ゆっくり、はっきり、繰り返して、話してあげることが大切です。
テレビの時間を減らす
また、テレビをつける時間を減らしましょう。
テレビからは、言葉や音楽が絶えず流れだしています。
子どもにとっては、とても刺激の強い存在です。
テレビを見せることが、必ずしも言葉の遅れにつながるわけではありませんが、一方的に言葉などが流れてくるテレビからは、会話に必要なコミュニケーションを身につけることはできません。
テレビ番組は、大人と子どもが一緒に楽しく過ごすための道具のひとつとして利用して、つけっぱなしにせず、適度に利用するようにしましょう。
絵本の読み聞かせやごっこ遊びをする
また、絵本を読み聞かせたり、一緒に歌ったり、子どもに問いかけたりして、会話を促してみましょう。
お店屋さんごっこなどのごっこ遊びも、言語の発達に有効です。
ぜひ、今日から取り入れてみて下さいね。
まとめ
日々、子供の成長は停滞したり、急に進んだりとペースは様々です。
言葉を話す前の子供は体や心のなかに言葉をためている段階です。
言葉が遅れていたり出なかった場合には、つい言葉を教え込むという方法に目がいきがちですが、焦らずに様子を見ながら子供に出来るだけ多く接してみてください。
親の不安は子供に伝わります。
日常生活の中で、子供とのやりとりを楽しんだり、一緒に遊んだり、コミュニケーションを取る事によって子供は情報をインプットして言葉を蓄積していきます。
子供の経験を豊かにする環境を整えることで子供の成長を支えていきましょうね。
やまえみでした。