赤ちゃんの寝かしつけは放置がコツ!?ほったらかしに罪悪感を覚えない4つの根拠!

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こんにちは、やまえみです。

「いつになったらスムーズに眠りに入ってくれるのだろう…」

と赤ちゃんを抱っこしてなだめながら途方に暮れる夜、ありませんか?

私も子供が朝までぐっすり寝てくれるようになったのは1歳半過ぎてのことでした。
むしろ寝てくれる子の方が稀で、寝ないのが当たり前なのだと思っていました。

夜中に何度も泣いて起きる度に授乳をしたり、抱っこをしたり…。
何度も起きる原因も分からず、ただただ毎日ぐったりしていたような気がします。

ですが、寝ないのが当たり前なわけではないのです!
むしろ、かいがいしく手をかけていたことの方が赤ちゃんを眠りにくくする原因でした。

そう、夜泣きが一番早く治る方法は、放っておくこと。

でもこの放置は、ただただほったらかしにするわけではありません。
赤ちゃんが自力で眠ることができるように、見守るということです。

今日は、「見守り放置」が赤ちゃんにとって良い結果をもたらす4つの根拠をご紹介したいと思います。

放置=育児放棄ではない!理にかなっている赤ちゃんの寝かしつけを放置する4つの根拠

「夜泣き」=「何かあった?!」というわけではない

夜泣きというのは科学的にまだ未解明なことが多いのです。

おなかが空いているわけでもなく、おむつが汚れているわけでもなく、体調が悪いわけでもないと確認したら、

「今日は泣く日なのね」
「こんな日もあるよね」

と大きな気持ちで構えることが大切です。

夜泣きは赤ちゃんの成長過程と捉えましょう。

できるだけ手助けをしない方が自力で眠る力がつく

これまでは

「抱っこしないと寝ない」
「授乳しないと寝ない」
「それをやめるとすぐ泣いてしまう」

という負のループの繰り返しだったママも多いはず。

実はこれは、赤ちゃんからすると「抱っこ=眠る時間」「授乳=眠る時間」とインプットされ続けているのと一緒。
だからその状態でなくなった時に目が覚めて不安で泣いてしまうのですね。

それならば、「何もされない=眠る時間」という習慣に変えてあげれば良いのです。

最初はその急激な変化に戸惑って大泣きすると思いますが、ここで手を差し伸べずに見守ることが重要!

長い目で見れば、「これがないと眠れない」より、「眠くなったら自分で眠る」方が本人にとって良いに決まっているのです。

欧米では赤ちゃんを泣いてもすぐには抱っこをしないのが当たり前!

このことは最近よくネットのコラムやテレビでもよく取り挙げられるようになりましたね。

私も、外国のママがテレビモニター越しに日本人ママの育児を見て、「手をかけすぎ!」と驚いているのをテレビで観たことがあります。

かといって欧米のママが赤ちゃんの育児放棄をしているわけではありません。

赤ちゃんが泣いたら、ちゃんと様子を見に行ったりモニターで確認して、再び自分で眠るのを見守るということです。

あまりに泣き止まない時は途中で声をかけたり、トントンしたりはするそうですよ。
でも習慣になってしまうのを避ける為に、できるだけ抱き上げることはしないそうです。

寝かしつけの時に放置するだけではサイレントベビーにはならない

これだけでサイレントベビーになってしまうなら、欧米にはサイレントベビーだらけということになってしまいます。
でも実際はそんなことはありませんよね。

サイレントベビーは、自分の欲求を無視され続ける状況が日常的に続くことで起こることです。
寝る前まではしっかりコミュニケーションを取り、お互い愛情を確認していればまず心配ありません。

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今日から出来る!赤ちゃんの寝かしつけ放置の方法とこれだけは押さえておきたい注意点

では、実際にはどのように寝かしつけ放置をしたら良いのでしょう?
その方法と、注意点をご紹介します。

寝かしつけの時の見守り放置の方法

  1. まずは寝る前におむつを換える、授乳を済ます、などの欲求を満たしてあげる
  2. 絵本を読んだり、抱きしめたりのコミュニケーションを取る
  3. これから朝まで眠る時間だよ、と分かっていなくても教えてあげる
  4. 電気を消して、「おやすみ」と部屋を出る。もしくは手出しはせずに添い寝する
  5. 泣いても、ぐっとこらえて5〜10分そのまま様子をみる(体調が悪くないかなどの確認もしておく)
  6. 10分以上泣き続けるようなら、「大丈夫だよ〜」と声をかけたり、トントンしたりする。
  7. それでも泣くなら、そのまま見守り放置を続ける(ひきつけなど起こしていないかも確認しましょう)
  8. 時間はかかるが、赤ちゃんは泣きつかれて寝る

という手順です。

最初の数日は夜中に何度もこの作業をしなければなりませんが、少しずつ声をかけるタイミングを長くしたりして、あくまでも赤ちゃんが自分で寝付くことを目標に頑張りましょう!

朝は必ずいつもと同じ時間に起こし、夜中頑張った赤ちゃんをたくさん褒めてあげてくださいね。

そして日中はたくさんスキンシップを取り、早めに午睡をさせて、夜になるとちゃんと眠くなるようなリズムを組み立ててあげることも大切です。

そうすると徐々に赤ちゃんも順応してくれて、自分で眠りにつくのが上手になってくるはずです。
そのうち午睡も自分でしてくれるようになりますよ。

まとめ

今回は、赤ちゃんが自分で眠りにつけるよう、あえて放置をするという方法をお伝えしました。

一見荒療治に見えますが、欧米では当たり前のようにされていることですし、日中しっかりコミュニケーションを取っていれば、これが原因で後々の赤ちゃんに悪い影響が出てくることはありません。
むしろ、良い睡眠リズムを早く作ってあげられたのです!

長い目で見るととても良いことのように思います。

でも、日本の住宅事情や世間の認識では、この見守り放置を虐待かと思われてしまうことも考えられますよね。

それを避ける為にも、事前にご近所の方にしばらく夜泣くかもしれないことを伝えておかれると良いですね。
お付き合いがなければ、ポストにメモを入れておくなどでも良いと思います。

放置は育児放棄ではなく、見守るという我慢の愛情です。
後ろめたく思わないでくださいね。

やまえみでした。