こんにちは、やまえみです。
子供が風邪を引いたり、病気になったりすると親としては心が痛みますよね。
早く治って元気になって欲しい!と思うのも親心。
でも、早く治すためには、安静、睡眠、そして―――
薬を飲む
実は、これが一番難関で憂鬱だったりしませんか!?
親としては、薬を飲む事が治るための近道よ!とわかっていても、
子供にとってみたら
「お薬苦い!美味しくない!飲みたくない!」
そして始まる、薬を巡っての攻防戦。笑
これ地味に精神力を削られますよね…最後には、
「いい加減にしなさい!飲まないと治らないよ!!」
と、イライラも最高潮に怒ってしまう始末。
病気の子供に怒るのって後から後悔が半端ないですよね…。
そんな、子供の薬の飲み方でお困りのあなたに、私、やまえみが今まで色々と実践してきた薬の飲ませ方を教えちゃいます♪
目次
薬を飲ませる5つのポイント!苦手意識をなくしてスムーズに飲ませたい!
薬を準備する時は、子供に見せずに隠れて用意する
まず、準備段階から戦いは始まっています。笑
子供に薬を見せながら準備してしまうと、子供はその様子を見ながら
「何を飲まされるんだろう…怖いし、変な色してるから飲みたくない!」
という視覚で拒否をしてしまいます。
そうなってしまったら、悪循環のループに嵌ってしまいます。
どんなに言い聞かせても、どんなに宥めても、どんなに諭しても、
子供は、口を開かないという手段に出てしまいます。
そんな最悪の状況を避けるためには、段取りが大切です!
薬を子供には見せずに、さりげなく爽やかに用意してください。
薬の準備が出来たら、スピード勝負
基本は笑顔で、言葉は短く!が合言葉です。
「はい、お口開けて―」
前置きもなく言うと、子供は意外と口を開けます。
笑顔もポイントですね。ママの笑顔は警戒心を解きます。
ここで、子供に考える時間を与えてはいけません。
サッと薬を口の中に入れ、すぐに水を飲ませます。
さりげなく、笑顔で、スピード勝負!です。
ママがプレッシャーを感じて気合を入れて飲ませようとしてしまうと、
子供は敏感なので、やる気満々な雰囲気をキャッチしてしまいます。
あくまでも、さりげなくです。
飲ませた薬を吐き出してしまった場合
薬が多い時に吐いてしまったり、咳き込んだりして吐き出したりする時ってありますよね。
その場合は、一旦クールダウンしましょう。
早く治したい!
早く薬を飲ませたい!
時間きっちりに飲ませないと!
そう考えるママは、きっと真面目なママなんだと思います。
焦る気持ちも、子供を心配する気持ちもよーーーくわかります。
ただ、吐き出してしまった後、ふたたび飲ませようとすると更に吐きやすくなってしまいます。
特に、咳がひどい場合、薬を吐いてしまうのは、よくあるあるです。
それなので、もし吐き出してしまった時は、少し時間を置きましょう。
仕切り直しをしてから、もう一度チャレンジするという事も大切です。
気分を切り替えて、薬を飲ませなきゃ!というプレッシャーを負う必要はありませんよ。
薬の苦手意識をなくそう!
薬=苦い、美味しくない
そういう先入観は大人にもあります。
味覚が敏感な子供は特にその傾向があります。
でも、病気になった時って、ママが優しかったり、普段は食べない果物が食べられたり、ちょっとだけ特別感がありますよね?
それを踏まえて、子供の気分や気持ちを盛り上げて飲ませるという事も出来ます。
一番いいのは、薬を飲んだら病気が治る!元気になる!という事を理解してくれる事なんですが、小さい子供には、なかなか難しいですよね…。
対処法としては、
- これでもか、というぐらい薬を飲んだら褒めまくる!
- 薬をちゃんと飲めた事を、子供の前でパパなど第三者に伝える
- 子供と一緒に薬を飲む(ママは、サプリメントや栄養剤などで代用する)
特に、ママも一緒に薬を飲めば、大人も薬をちゃんと飲んで元気になるんだよ!
という事が伝わって、より苦手意識がなくなると思います。
どうしても飲まない場合は、専門家に相談してみる
色々試してみたけど、どうしても子供が薬を飲まない!という場合は、
かかりつけの主治医や、薬を処方してくれた薬剤師さんに相談してみて下さい。
意外と、実践していなかった飲み方が知れたりします。
抗生物質や苦い薬は色々な手段を使え!私も色々実践しました!
シロップでも粉薬でも、苦い味や変な味のついたものだと、飲ませるのが大変ですよね。
そんな時は、直接飲ませるのを諦めて、何かに混ぜて飲ませてしまいましょう!
今は、ドラッグストアに行ったら、薬を飲ませる為の補助的なものが売っていますし、もちろん、家にあるものでも代用できます。
一つ一つ試して、お子さんに合うものを見つけてみてください。
水で粉薬を練る
- 小さいお皿に粉薬を入れ、2~3滴の水で薬を練る
- 練った薬を子供の頬の内側か、上あごにつける
- 唾液でも飲み込めるが、水で流しておくと苦みが残らない
これは、赤ちゃんの時、私もよくやっていた戦法です。
小さい頃はこれで誤魔化せました!
スポイトでシロップを飲ませる
- シロップのボトルを振って、薬を混ぜる
- 薬の量を平らな場所ではかる
- スポイト(スプーンでも可)で吸わせる
- 苦みが残らないように水を飲ませる
哺乳瓶やおしゃぶりを使っている乳児は、それを吸わせた流れで飲ませるのも手です!
服薬ゼリーやオブラートで飲ませる
服薬ゼリーは、色々な味が出ているので、子供に選ばせるのも一つの手ですね。
ピーチ味、ぶどう味、いちご味、チョコ味など、選ぶのも楽しいですね♪
あとは、昔ながらの薬を包んで飲ませるオブラートにも、今はいちご味やぶどう味がある事は知っていますか?
ゼリーが苦手なお子さんは、味があるオブラートを使ってみてもいいですね。
※ただし、ゼリーだからといって、普通の市販のゼリーに混ぜるのは厳禁です。
薬の効果が減ったり、苦みが出る場合があります。
家にあるもので飲ませる
何でも甘いものなら混ぜていい、というわけではありません。
特に抗生物質は、混ぜたら更に苦くなったり、美味しくなくなったりするものもあります。
ちゃんと、混ぜても大丈夫なものか確認してから飲ませてください。
薬と混ぜてもOK
アイスクリーム(バニラやチョコレート味)
ジャム
ハチミツ
練乳(コンデンスミルク)
ガムシロップ
チョコレートシロップ
牛乳
プリン
薬と混ぜるのはNG
オレンジジュース
りんごジュース
ポカリスエットやアクエリアスなどのスポーツ飲料
ヨーグルト(飲むヨーグルトも×)
ヤクルトなどの乳酸菌飲料
※注意※
ハチミツはアレルギーがありますので、乳児は避けてください。
牛乳やミルクは、混ぜても大丈夫ですが、子供が味がおかしいと思った時点で
その後、牛乳やミルク嫌いになる可能性がありますので、最終手段にしてください。
あとは、上記以外でも、子供が好きなものが薬との飲み合わせはどうか、という事をかかりつけの医師や薬剤師などの専門家に聞いてみて実践してもいいですね。
まとめ
良薬は口に苦し
という、ことわざがあるように、効く薬は苦くて美味しくないのが基本です。
誰か、苦くなくて美味しくて飲ませやすい薬を開発してくれないかなー
と、ギャーギャーわめく子供を見ながら、よく現実逃避したものです。笑
私も薬の味を誤魔化すために、色々と今まで実践してきましたが、結論として
やけくそで、そのまま口を開けさせて、粉薬をザーーーっと飲ませた方が飲んだ
今までの話を全否定するような結論ですみません。笑
あと、小学生になると錠剤も選択肢に入ってきます。
その方が飲めた!という子もいるので、かかりつけの医師にいつから錠剤が飲めるか確認してもいいかもしれません。
お子さんに合った飲ませ方を見つけて、薬への苦手意識を減らしてあげてみてくださいね。
やまえみでした。